今回は、2/27(火)セラク本社の研修ルームにて開催された、
『ITネットワーク入門講座』のレポートをお届けします。
講師は、様々なIT案件に携わってきた、セラク入社10年目以上のベテラン社員の行徳さん。
セラクでは、インフラエンジニアの教育担当として、多くの優秀なエンジニアを輩出している先生でもあります。
初心者や学生にも理解しやすい内容とのことで、
IT業界にいながらも別の分野従事している私(デザイナー)にとって、通信の裏側であるネットワークを学べるのはとても新鮮。
この入門講座では、ITエンジニアの基本的な業務紹介から、必須技術であるネットワーク技術について、ネットワークがどのように接続されて通信を行っているか、イメージで分かるよう具体例を挙げて解説されました。
その中で、ネットワークの基本となる『IPアドレス』。
企業にお勤めの方は、言葉になじみがあるのではないでしょうか。
いったい何かというと、これは“ネットワーク上の識別番号”のこと。
「32ビットを8ビットずつに区切り、それぞれをドットで区切って10進数で表記」
というような詳しい説明もあったのですが、
「噛み砕くと、データのやり取りに必要な『宛先』のこと!」
という言い回しに変えることで、ネットワークについて知見のない私でも、ぐっと距離感が近くなりました!
さすが、教育担当。こういう例え方が上手なんですよね^^
また、業界未経験者にとっては、聞き慣れない言葉ですが、
『スタティックルーティング』と『ダイナミックルーティング』というデータのやり取りの方法についても学びました。
『スタティックルーティング』とは、管理者が任意の通信経路を手動で決められる方法。
それとは逆に、『ダイナミックルーティング』とは、メインの経路にトラブルが発生した時、自動で経路を切り替えてくれる方法のことをいいます。
これらのメリットやデメリットなどの詳しい解説の後は、いよいよハンズオン!
資料を活用しながら、ネットワークシミュレータを使い学習しました。
用語を新たに学んだ後なので、実際に手を動かすことで、IPアドレスや通信経路のイメージがつきやすくなりました。
この入門講座を受けてみて、普段何気なく使っている通信も、裏側でどんな経路がたどられているのか、
またそのような仕事に携わる人たちがどのようなことを行っているのかなど、全体像を把握できる良い機会となりました。
講座が終わる頃には、覚えておくと役立つ情報も伝授しつつ、
質問などのやり取りも積極的に飛び交い、講座を楽しみしていた受講者のみなさまにとって、有意義な時間となったのではないでしょうか。
その後の懇親会では、「Ra-Ku-Field」と呼ばれる、リラックスできるコミュニティスペースへ。
ビールやドリンクを片手に軽食をつまみながら、講師と受講者のみなさまとで、フランクな会話を楽しみました♪
受講者の中には、学生さんを含めたIT業界未経験者の方はもちろん、現役のITエンジニアの方もいらっしゃいました。
講師をつとめた行徳さんとお話をすることで、普段の業務で困っていることや、今まで疑問に思っていたけれど中々聞けないことなど、聞くことができた様子で、この懇親会においても持ち帰れるものが多かったようです。
これからも様々な講座を運営していきますので、スキルアップを図りたい方は、
今後の『みんなの情熱大学』の講座をチェックしてみてください^^
>>みんなの情熱大学の講座の詳細はこちら(https://serakumedia.connpass.com/)
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