2018年7月13日(金)に開催された「初めてでもわかる!WordPress開発入門(ローカル環境構築からテーマ制作フロー)」のレポートをお届けします。
講師を務めるのは、弊社のフロントエンジニア教育を担当している宮山。みんなの情熱大学ではフロントエンドに関わる講座を数多く担当しています。
▼過去の担当講座はこちら
・HTML5プロフェッショナル認定試験対応
・丁寧に教えます!WEBコーディング効率化講座(Sass・Gulp入門)
今回はWordPressについて、「そもそもWordPressが何なのか」というところから、実際にローカル環境構築を体験して「自分のPCでWordPressを動かす」ところまで解説してくれました。
WordPress(ワードプレス)とは
WordPressはCMS(Contents Management System)の1種。「コンテンツ管理システム」とも呼ばれており、テキストや画像などのコンテンツを管理画面で編集・投稿すれば、ホームページ制作がわからない人でも簡単にWebサイトで公開できる仕組みです。
オープンソースのプログラムソフトウェアなので、無料で使用できます。また、デザイン切り替えの自由度が高く、プラグインで必要な機能を随時追加できる便利さもあり、世界中のWebサイトでのWordPress使用率は30%以上を占めています。
世界には400種類以上もCMSがありますが、WordPressは不動の地位を築いているようです。
- WEBサイトの公開にあたって、WordPressの他に必要なもの -
・独自ドメイン(お名前.comなど)
・レンタルサーバー(さくら、エックスサーバー)
自分のPCにローカル環境を構築してみよう
今回は「自分のPCでWordpressを動かしてみる」をテーマに、ローカル環境の構築をメインに講座が進められました。
ローカル環境の構築には「LOCAL」というGUIアプリを使用。今までの構築ツールで主流だった「XAMPP」や、コマンド入力が必要な「VCCW」よりも導入が簡単で、サーバー知識ゼロでも作ることができます。
「LOCAL」のダウンロード手順
ハンズオン形式で、下記の手順で環境構築が進められました。同じ手順を踏めば、ご自身のPCでもWordPressを動かせるので、試してみてください。
まずはLOCALにアクセス。サイトトップの「FREE DOWNLOAD」をクリック。
「メールアドレス」と「サイトの数」を入力。
ダウンロードが完了したら、アプリを起動。「Let's Go!」から「CREATE NEW SITE」をクリック。
サイトの名前を入力します。
推奨環境の選択。
admin/passwordを設定して、管理ユーザーを設定。これがWordPressの管理画面にアクセスする際のIDとパスワードになります。
「ADMIN」をクリックして管理画面へ。
これでWordPressの管理画面にアクセスすることができました。ローカル環境構築の完成です。
最後に「Settings」からサイトの言語を日本語に変更しておきましょう。
独自テーマ開発を体験
「テンプレートファイル」は、WordPressのテーマを構成しているファイルの一つです。アクセスされたURLに応じてHTMLコードを生成する役割を持っています。独自テーマを開発する場合は、テンプレートファイルの特徴を十分に理解しておく必要があります。
講師の解説を聞きながら、参加者の皆さんが自分のPCで独自テーマ開発に挑戦していました。これにて終了。
WordPressの魅力から導入まで、ざっくり学ぶことができた1時間半でした。
さいごに
WordPressには公式の無料テーマが6,000件以上あります。用途や状況に応じて、無料テーマを使ったり、独自テーマを開発してみたり、今回の講座を通じて可能性は広がりそうです。
講義後には懇親会も開催しております。講義内容はもちろん、担当領域に関する事であれば登壇した講師にご質問いただけますので、興味のある方はぜひご参加ください。
今後も「みんなの情熱大学」にご期待ください。
(写真・文:H.S@Web課 Webディレクター)
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