2018年6月25日にセラク情熱大学開催
講師暦8年のベテランインストラクターである永田さんによる、Excel 【VBA】講座です。
Excelは日常的に使われる方は多いと思ますが【VBA】について使いこなしている方はあまり多くないのではないでしょうか。
今回は実際の操作を通じて、【VBA】を実践的に理解できる講座でした。それでは、講座内容をご紹介します!
登壇者紹介
永田欧介
―略歴―
マイクロソフト認定トレーナー取得後、前職で8年、PCのインストラクターとして 延べ1000人以上にマイクロソフトオフィス関連および資格講座を担当。
また職業訓練校にて指導経験もあり。 2016年に現在の㈱セラクに入社後、ITエンジニアとして活躍中。
【VBA】=マクロではない
みなさん【VBA】がどんなものかご存知ですか?【VBA】とは、マイクロソフト社が提供しているプログラミング言語で【Visual Basic Applications】の略です。
よく勘違いされる方も多いと思われますが【VBA=マクロ】ではないです。複雑なコンピュータの操作を自動化するための技術の総称が【マクロ】です。そして、それを実現するための道具の一つ(言語)が【VBA】なのです。受講者にはパソコンが用意され、ハンズオンで【VBA】の使い方を学びます。
それでは、さっそくやっていきましょう!
【ステップ1-「開発」タブを追加】
永田さん:
「同じ表を何十回、何百回も手動で複製する場合は、とても手間にもなりますね。今回はVBAを使い効率よく表を複製できるやり方を紹介します」
まずVBAを扱うには、Excelの設定が必要です。Excelの設定を行い「開発」タブを出してみます。
この「開発」タブで、普段の仕事でも使えるような「表」をVBAを使い複製できるようにしていきます。
【ステップ2-「マクロの記録」を行う】
永田さん:
「たくさんのプログラミングをしたいとき、長時間連続でマクロの記録作業を行うのは大変だしミスも増えます。そこで、複数のマクロをつ1つのマクロに繋げることも簡単に出来ます。」
作りたい表が決まったら、マクロで記録させます。やり方は簡単!「マクロの記録」を押して、表を作った後「マクロの保存」を押します。そして、先程記録した「マクロ」を実行するだけです。
これで簡単に表を複製することが出来ます。
【ステップ3-応用】
基本的なVBA操作を覚えた後は住所一覧から自分が見たい住所だけをピックアップできるVBAなど、応用編の説明がされました。
永田さん:
「VBAを使えば、今まで皆さんが行っていた無駄な作業を簡単に短縮することも可能です。皆さんがこれから職場でVBAを活用できることを期待しています。」
講座で語られた講師の熱い気持ち
講座の後は懇親会です。受講者のみなさんからはこんな感想をいただきました。
受講者のみなさん:
「VBAについて理解が深まった。もっとVBAについて知りたい。」
「今回勉強したことを仕事に活かしたい。」
「また別のセラク情熱大学に参加してみたい。」
今年の1月から始まった情熱大学で、永田さんが登壇するのは3回目とのことです。
永田さん:
「教えることが好きです。前回はVBAの基本操作について講義し、今回はその少し応用した形についてお伝えしました。これからも情熱大学で教えていきたいです。」
懇親会はとても和気藹々とした中、様々なバックグランドをもった方々が永田さんを囲み、普段の業務の話など色々な話で盛り上がりました。
「みんなの情熱大学」に興味を持っていただけましたら、是非一度ご参加ください。
【文、写真 ビジネスインテリジェンス事業部 本橋】
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