「みんなの情熱大学、【オムロン×セラク】IoTを導入・拡大に必須のPoC事例紹介とパネルディスカッション」のレポートをお届けします。
「みんなの情熱大学」とは、あらゆる分野から仲間が集まり、共に最新テクノロジーや先端領域に関わる情報や技術を共有するイベントです。
この日は、オムロンとセラクの合同で行われた、今後のIoTの導入や拡大に向けての情報共有を目的とした講座でした。
取材した私も当初の目的を忘れ思わず聞き入ってしまいそうになるほど、引き込まれるイベントでしたので、ぜひ最後までご覧ください。
1.講師紹介
羽山 博士(写真左)
講師のお一人目はオムロン株式会社でマーケティング担当をされている羽山さんです。現在は環境センサを使ってIoTにおけるセンサメーカーとしてできる事の領域を広げ、普及活動や新規商品開発に携わられています。
井田 博士(写真右)
講師の二人目は弊社セラクで研究開発を担当されている井田さんです。
京都大学などの研究機関で、大気の計測から大気汚染の原因究明に携わったあと、IT技術を取り込んだ複合的な研究を行うため、セラクに入社。現在は、農業IoTサービスの開発に携わりつつ、計測・ITの融合分野で新しい研究に携わっています。
2.講座レポート
続いて、実際の講座の様子をご紹介します。当日は、参加者がIoTの導入や拡大のための技術をしっかり持って帰れるように、
- IoT導入・拡大の事例紹介
- パネルディスカッション
- 個別相談会
の3部構成で進められました。
2-1. IoT導入・拡大の事例紹介
講座は、オムロン様とセラクがそれぞれ行ってきたIoT導入・拡大の事例紹介からスタートしました。
これは、参加者がIoTをどのように導入していけばいいのか、具体的なイメージを膨らませられるようにするのが狙いです。
2社合同で行われているので、セラクのIoTソリューションの実績を紹介しているときに、オムロンの環境センサの解説で補足を入れるなど、よりわかりやすく講座を進めているのが印象的でした。
また、セラクの農業IoTやオムロンの環境センサを使用した温度差モニタリングシステムなど、さまざまな分野の事例が紹介されたので、参加者の理解も一層深まったと思います。
2-2. パネルディスカッション
続いては、参加者が講師の2人に質問をするパネルディスカッションです。
参加者からは、今後のIoTの課題や可能性に関する質問が多く集まっており、IoTの導入・拡大について学びたいという意欲を強く感じました。
事前にいただいた質問に答える形式でしたが、それに留まらず、事例の紹介を聞いて新たに浮かんだ疑問まで講師が幅広く答え、参加者の疑問を解決していました。
2-3.個別相談会
講座のあとは、個別に講師と議論ができる個別相談会です。
実際の内容を取材すると、
「IoTを教育業界に導入できないか?」
「環境センサの新たな使い方は?」
など、具体的な事業イメージを膨らませながら、意見を交わしておりました。
印象的だったのは、参加者も講師も笑顔で議論をしていたことです。
同じIoT導入に関する考え方や目標を持つ仲間と出会うことで、お互いのビジョンを語り合い、次に進む糸口を見つけることができたようですね。
3. おわりに
以上のように、イベントは大成功で幕を閉じました。
参加者からも、
「環境センサの具体的利用事例がわかって良かった。」
「勉強になりました。ありがとうございました。」
「いろいろなお話しが聞けて良かったです。」
など、とても高評価をいただくことができました。
「みんなの情熱大学」では、これからも最新のテクノロジーや先端技術に関するさまざまなイベントを開催して参ります。今後のイベントにも、ぜひ期待してください。
(WEBマーケティングコミュニケーション部 T.A)
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