今回の講師:齋藤浩史 氏
―略歴―
上智大学博士号、イギリスバーミンガム大学MBA。ゴールドマンサックスやその他外資・日系投資銀行で海外業務を行う。ヨーロッパ、中東、東南アジアの財務省や世銀との国際ビジネスに携わる。現在、マサチューセッツ大学MBA講師のほか、ビジネス英語ライティング研修、英語プレゼン研修を企業や個人に提供、同時に都内大学や資格学校のLECでミクロマクロ金融・経済学を教える。著書に『外資系金融の英語』(中央経済社)『英語で説明する全技術』(秀和システム)
Do you want to improve your English proficiency?
どんな業界でもグローバル化が進む今日、ビジネスで英語力を持っていることが、当たり前のように求められています。
ですが、いざ働き始めると、学生の頃のように時間に余裕がない毎日。
それに、listeningやspeakingなど、やらなくちゃいけないことが多すぎて、どれから手をつけていいのかわからないまま、悩むこともしばしば。
そんなあなたにこそ、「簡単なフレームワーク」が必要です!
今日の講師の齋藤さんは、少ししか英語を話せない状況で渡米し、現場で英語を身につけたそうです。
実地で学んだ経験から、必要なポイントをお話していただきました!
まず重要なこと
講義は緊張感をほぐすための Ice breakingから始まりました。それは画面にバラバラに配置された数字を数えるというもの。これが結構難しく、30秒では10個以下が一般的。
ところが画面に十字を引くと、配置にパターンがあることに気づきます。
英語も同じで一見雑多な文章も、区切ってしまい、パターンを見つけることで効率よく学ぶことができるそうです。Ice breakingは会場の雰囲気を和らげると同時に、効率よく英語を学習するための考え方の一例となっていました。
一般的な英会話スクールは、好きなことを話していい場所です。まず英語を話すことのハードルを下げて、親しみを持つことから始めます。
ですが、ビジネス英語は、短く趣旨をまとめて話すことが求められます。
解釈を様々にとれる弱動詞ではなく、意味がはっきりしている強動詞を使って、意思を伝えなければいけません。
自分にとってラクなスピーチは、相手にとってもラクに聴けます。
ビジネスの会話はイレギュラーが少ないので、いかにパターンを習得できるかが鍵ということです。
どうすれば英語を効率的に学べるのか
書ける人は、読めます。
そして、話せる人は、書けます。
これらの間にはつながりがあります。
日本人で英語を話せる人のほとんどは、頭で日本語で考えたことを、英語に変換して話しています。
ただ、その変換スピードが早いのだそうです。
英語の文章には構造があります。「主題」、「根拠」、「補足・具体例」です。短期間で集中して学ぶなら、文章の最初の「主題」と、その次の「根拠」を押さえることです。
単語力の学び方
文法も大切ですが、ある程度英文のパターンさえ覚えてしまえば、単語の羅列をすることで、相手に意味を伝える話し方ができるようになります。
大切なことは、専門的な語彙力を増やすのではなく、基礎的な優しい単語を組み合わせて、相手に意図を伝えることです。
単語力を鍛える道に近道はありませんので、コツコツやっていくことになります。
今回は、「WordPlanner」というWebベースのアプリケーションを使いました。
これは英文をまるごと取り込むことで、自動的に単語を検出し、各単語ごとに辞書の意味を結びつけてくれます。
まずやってみた方が早いと思うので、チャレンジしてみてください!初月は無料だそうです。
講座の後はお楽しみの懇親会♪
参加者からは
英語の文章に対するフレームワークを知っておくと英語と付き合いやすくなることがわかった。
単語力が不足しているのでWordPlannerを参考にしつつ学習したい。
英文の読み方、コツなどめっちゃ勉強になりました。
という感想をいただきました。
英語の学習のフレームワークやご紹介いただいたWordPlannnerも活用しつつ
グローバル人材となるべく精進していきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今後も様々なセミナーを実施していますのでどうぞご参加ください。
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