3/10(土)は濱道さんによるプロジェクトマネジメント概論の講義でした。
濱道さんはプロジェクトマネジメントの研修を行うだけでなく、さまざまな会社のプロジェクトマネジメントに関するコンサルティングを行っています。
米国PMI認定資格PMP受験対策講座の講師としても活躍されています。
経営学の本も出版されているとのこと。本を出版されるほどの知識量があって、資格試験もたくさん取られている濱道さんから講義が聞けるのは贅沢ですね。
最初に「プロジェクト」についての説明があり、その後プロジェクトマネジメントについての説明がありました。
ミニゲームをする時間も。一人一人が自分のプロジェクトを進めつつ、他の人のプロジェクトにも協力する必要があるゲーム内容でみなさん大変盛り上がっていました。情報を伝える手段は全て紙ベースになります。
うまく情報を回せないとタスクが自分に溜まってしまったり、欲しい情報が得られなかったりと実際の業務にも通じるところのある内容でした。
ゲームが終わった後の振り返りの時間は、みなさん和気藹々としていて
「メールでのやりとりになったらもっとコミュニケーションが難しいですよね。」
「自分のプロジェクトに集中してしまってタスクがたまってしまいました。」
などの感想が聞こえました。
その後、組織の構造についてどのような構造があるか、その特徴は何かについて。次にプロジェクトのフェーズについての説明がありました。
組織構造によってプロジェクトマネージャーの権限の強弱が違ったり、プロジェクトのフェーズによって品質の確保がしやすい、スピード感を持って進められる、予測が立てやすいなど特徴があることが分かりました。
知識があることで、どのようなプロジェクトなのかによってどのようなフェーズでプロジェクトを進めていったら良いか予め考えられますね。
現実にはそんなに簡単にどれが一番!と決めるのは難しいかもしれないですが、うまく進める方法を考える上で、ヒントにすることはできそうです。
その他、プロジェクトのライフサイクルついて濱道さんの経験談を交えて、プロジェクトのスタートから終わりをグラフ化し、プロセスでどのような問題が発生するかということもお話しがありました。
プロジェクトを行う上で起こるハプニングについて話があって、
「プロジェクトが架橋に入ると、忙しい自慢が始まり、あそこのコンビニの弁当全部食べたなどという自慢話が出たりする。」
という話しには会場から共感の笑いが起きました。
最後にプロジェクトマネジメントの資格、PMBOKについての紹介があり、その後例題を解いてみました。
どんな業界で仕事をしていてもリーダー等管理職になったり、ディレクターやPMになるなど役割によってプロジェクトマネジメントに関わることがある人は多々いると思うので、学んで業務に活かしていける内容だと感じます。
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