中国語で行う、Tensorflow/Kerasで始めるニューラルネットワーク講座

メディア戦略室の吉田です。

2/6(火)に「みんなの情熱大学

中国語で行うニューラルネットワークセミナーを開催しました。


講師は弊社の研究開発者の任(ニン)さん。


今回のセミナーは中国国籍の講師による、中国語での講座となり、日本で学生や、社会人として生活している中国国籍の方向けに、開催しました。


内容はニューラルネットワークの紹介と簡単な分類モデルの立ち上がりについてです。

講師を務める任さんは、東京大学の大学院を修了後、新卒としてセラクに入社し、弊社の農業IoTサービス「みどりクラウド」の開発に携わっています。

農作物の画像や、センサーデータの解析について、機械学習を活用した研究開発を行っています。


実は、任さんは、日本語は余り得意ではなく、、初めは社内でのコミュニケーションにも苦労していました。

しかし、任さんは抜群に優秀なため、何か講師として社会に発信できないかと考えた所、「中国語でやってみよう!」という案が出て、今回の講座企画が実現しました。

当日の参加者構成メンバーはエンジニアと学生の方が多かったですが、研究開発者、プロデューサーもいました。ニューラルネットワークの経験者は殆どいませんでした。



最初はニューラルネットワークとはなにかの説明から始まりました。

※中国語なので私は内容はわかりませんでしたが、、事前に、社内にいる中国国籍の方と模擬講座を行い、細かな内容を聞いていました。

生物ニューラルネットワークと比べて、ニューラルネットはなにか、どうやってできるのかを説明し、後半はKerasを用いて、ニューラルネットワーク分類モデルを作成する方法を説明しました。


Azure cloudで、ニューラルネットワークを実装するため、クラウドで関係があるモデルの構築が必要です。半分以上の参加者の半分以上は環境構築に苦労をしていました。

今回TAがいないので、講師だけが対応していて大変そうでした。次回はTAの存在も必須ですね。


最後の質疑応答では会場から質問も出ました。



「実際の仕事にtensorflowとkeras,どちらの方がよく使われますか?」


「データを正規化する理由は何でしょうか?」


「activation function の選択について、どんな関数を選びますか?」



講師は自身の経験を元に、分かりやすいように答えていました。


セミナーの後に懇親会を行いました。参加者のうち11名が懇親会に参加しました。


懇親会のときに参加者の方からいろんなコメントをいただきました。


「入門レベルの知識ですが、わかりやすい説明でした。」

経験があるエンジニアからのコメントです。


「時間が短いわりに、内容が多いです。内容を二回に分けたほうがいい。あるいはシリーズ化して、簡単から複雑までレベル別のセミナーがあればいいです。」

他のエンジニアからはこんなコメントもいただきました。やり方は無数にあるので次に向けて改善ですね。


「kerasとtensorflowどちらから勉強始める方がいいですか?」

この質問が出たのはニューラルネットワークを勉強している学生からでした。


「環境構築のとき、時間かかり過ぎて、構築の手順がコピー出来たら、もっと簡単に使えます。」

といった感想がありました。


事前に模擬講座も実施していたのですが、初めての開催ということで、

予定よりも時間がかかってしまいました。


これからもみんなの情熱大学では参加者のみなさまからのコメントやご意見を参考とさせていただきながら、改善し、


みなさまのお役に立つ講座を開いていきたいと思います。


さまざまな講座の開催を予定していますので

是非あそびに来てくださいね。


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